松山大学生活協同組合
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ミール通信(4月号)

「食べるということ」

「私の身体は"私の食べたもの"でできている」
「私が食べたものが"私の身体"になる」

人間らしい食事をしていますか?

 「生きるために食べる」これは人間も動物も当然のことです。食べなければ生きていけないのですが、ただ人間と動物には大きな違いがあります。 動物はお腹がすいたら狩りをして食べます。また家畜は自分の意思とは関係なく、出されたエサを出された分だけ食べます。私たち人間は、食を文化として考え、調理をして美味しさや季節感を楽しみます。また家族や友人と一緒に食事をすることで、安らぎや喜びを感じることができるのです。 お腹を満たすだけの食事になっていませんか?

 人間らしい食事をしていますか?

あなたは何をどう食べますか?

 私たちの身体は60兆個もの細胞から成り立っています。そしてその細胞の原材料は、私たちが食べた物、飲んだ物からしか作られません。ということは、私たちの細胞の質(身体)は、食べたものの質によって決まるのです。健康か、病気になってしまうかを左右するのは、食べ物に含まれる栄養素を、いかにバランスよく摂取できているかどうかにかかっています。

1日3食×365日(1年)=1,095回
1年間に食べる量=約1トン

 毎日好きなものだけを食べた積み重ねの1トンと、バランスや身体のことを考えながら食べた1トンでは、健康状態が同じというわけにはいきません。  健康でカッコイイ身体を維持していくために、あなたは何をどう食べますか?

規則正しい食生活

どうして1日3食なのでしょう

 私たちの身体には、生体リズムがあります。体温や血圧が早朝から上昇し始め、日中は高く、夜中になると下がるのは、24時間の周期を持つサーカディアンリズム(概日リズム)にのっとっているからです。そしてこのリズムを作るのに重要な働きをしているのが食事です。朝日とともに目覚め、1日3回規則正しい時間に食事を取ることで、1日に必要な栄養素が摂取でき、消化液が分泌されて消化酵素や胃腸が働きます。"早寝早起き"と"規則正しい3回の食事"が体内のリズムを整えて、健康を維持することができるのです。

1日のスタート「朝食を食べるとこんないいことが」

 睡眠中に低くなった体温は、朝食を食べることでスムーズに上昇し、身体の細胞が活性化して1日の活動の準備を整えます。また脳はブドウ糖のみを栄養としているので、頭をスッキリと集中させるためには、朝食をしっかり摂ることが大切です。反対に、朝食の欠食は、排便のリズムが乱れたり、次の食事での食べ過ぎにつながることもあります。また1日の摂取エネルギーが同じでも、食事の回数が少なくなるほど、体脂肪の蓄積が増加しやすいと言われています。

朝食を食べるコツ

夕食から寝るまで3時間はあけましょう

  朝食を欠食する理由のひとつとして、「食欲がない」ことが挙げられます。夕食を食べる時刻や、翌朝胃もたれがするほどの油や肉料理中心のメニューは避けましょう。

同じ時間に食事をとる習慣を

 サーカディアンリズム(概日リズム)に合わせて、いつも決まった時間に食事を摂っていると、身体は習慣化されて、食事の時間がくるとお腹がすくようになります。

朝食におすすめメニュー

 脳のガソリンである糖質(主食)と、身体を温めるたんぱく質(主菜)、それを効率よく燃焼させるビタミン、ミネラル(副菜)の組み合わせが理想です。

見直してみませんか!

インスタント食品・レトルト食品

 便利で保存がきくのですが、毎日インスタント食品やレトルト食品だけの生活が続くと、身体が栄養不足になってすぐに疲れたり、風邪をひきやすくなったりします。トッピングにカット若布や卵をのせたり、少し手を加えてボイル野菜やソテーを添えるだけで、栄養のバランスやおいしさも随分変わります。

菓子パン・スナック菓子

 「油と砂糖」「油と塩」の組み合わせは、お腹をいっぱいに感じさせないうえに、少量で高カロリー。お昼ご飯を菓子パンだけで済ませたり、遅い時間にお菓子をだらだら食べていると、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。

清涼飲料水・スポーツドリンク

 ペットボトルのジュース1本(500ml)にはスティックシュガー約17本分(約50g)の砂糖が含まれています。スポーツドリンクで約11本分(約30g)。冷たいドリンクは、糖分がたくさん含まれていても、甘みを強く感じないのが特徴です。お茶代わりにジュース…は禁物です。

毎日食べるものだからカルフールはこだわりがいっぱい!

やっぱり安心・安全な食事

 着色剤や防腐剤など、食品添加物を使わない食事が難しい時代になってきました。だからこそ健康を守るため、生協独自の厳しい基準を定め、できるだけ添加物を排除しています。基準内でも使わずにすむものは排除しています。
毎日食べる食事だから、安心して利用してほしいと思います。

おいしい愛媛のお米を!

 ご存知ですか? 愛媛でもおいしいお米が作られています。そのおいしいお米を食べてほしいのです。
お米は消費量も大きいため、地元産のお米にこだわり、地産地消による愛媛の農業の発展にも貢献したいと考えています。また、フードマイレージが小さくなり、環境にもやさしい食堂でもあります。

できるだけ国産食材を!

 日本の食糧自給率は4割程度。すべての食材を国産にすることは、数量確保や価格の問題で難しい現実があります。しかし、やはり安全・安心な食事を提供したいと考え、使用量の多い豚肉やホウレンソウなど、できる食材から国産に切り替えています。

快適な食と交流の空間

 ただ「食べる」だけの場所ではなく、おいしさや仲間との交流、授業の合間でのくつろぎの空間など、食堂が持つ機能は多岐にわたります。学生の要望によるリクエストメニュー等にも応えています。
全国の大学食堂の中でも「学生の満足度が高い食堂」として評価されています。

採れたて新鮮野菜!

 サラダバーで提供している、トマトやレタスなど、いくつかの野菜は地元の農業グループから直接仕入れています。採れたての新鮮な野菜ですから、安心・安全でとってもおいしいのです。
利用者からは「野菜がおいしい」「野菜が好きになった」などのうれしい声も寄せられています。

心配なアレルゲンを表示

 ご利用者の中には、食材によるアレルギーをお持ちの方もおられると思います。自宅以外で食事をとる際には、いつも心配が伴うという方もおられると思います。
生協では、よくあるアレルゲンについて表示をし、安心してご利用いただけるよう努めています。

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